釣りを続けるには、体力もだけど「お金」も必要。そこで始めたのが投資でした。初心者だった僕がどうやって資産をつくってきたか、やさしくまとめてみました。
釣りは最高の趣味、でも意外とお金がかかる
釣りって、最高に楽しい趣味ですよね。魚がヒットした瞬間のあの感覚、自然の中で過ごす静かな時間、そして自分だけのこだわりの道具……どれもたまらない魅力です。
でも、気づけば道具代がかさんでいたり、遠征にかかる交通費やガソリン代で財布が軽くなっていたり。釣りにハマるほど、じわじわと出費が増えていくのは避けられません。
もちろん、「お金がかかるから釣りをやめよう」なんて選択肢は、僕の中にはありません。そこで考えたのが、「釣り資金を自分で生み出す仕組みを作れないか?」ということ。その答えのひとつが、投資でした。
収入の柱を増やしたくて投資をスタート
僕は元々、市役所で働いていました。いわゆる安定した公務員です。でも、自分のやりたいことやライフスタイルを考えたときに「このままでいいのか?」と悩むようになり、思い切って退職しました。
その結果、当然ながら収入はガクッと下がります。ありがたいことにWEBライターの仕事を始められましたが、やっぱり公務員時代とは比べものになりません。
そこで始めたのが「投資」でした。お金に働いてもらうという考え方は、それまでの僕にはなかった発想。でも調べてみると、「少額からでも始められる」「長期で考えれば資産が育つ」といった考え方に強く共感しました。
副業とブログ、そして投資。この3つを柱にすれば、収入の波をゆるやかにできるんじゃないか。そしてなにより、「釣りの時間を守れるんじゃないか」と思ったんです。
僕の投資ポートフォリオをざっくり紹介

ここでは、僕自身が実践している投資ポートフォリオをざっくり紹介してみます。投資スタイルは人それぞれですが、参考になる部分があれば嬉しいです。
現在のポートフォリオはこんな感じです:
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):45%
- NASDAQ100を中心としたFANG+:5%
- インド株インデックス:7.5%
- 米国高配当株ETF(VYM・SPYD・HDV・VIG・JEPQ):5%
- 日本高配当&優待株:24%
- 仮想通貨(ビットコイン・イーサリアム・リップル):10%
- 純金積立:1%
- 現金:2.5%
こんなふうに、なるべく一つの資産に偏らないように分散しています。軸になっているのはやっぱりS&P500。コストが安くて、長期的に見れば右肩上がりの実績もあるので、メインに据えています。
そこに少しだけFANG+を入れて、成長性にも期待。インド株は将来性を信じて長期保有中です。さらに、VYM・SPYD・HDVなどの米国高配当ETFも複数組み合わせて、インカム(配当)も意識しています。
あと、釣具代や交通費に充てられる「おこづかい配当」をくれる日本の高配当個別株や株主優待株も入れています。優待で食事券やクオカードがもらえると、ちょっと嬉しいですよね。
そして、将来の不安や地政学リスクも踏まえて、ビットコインや金も少しだけ保有。投資の正解は一つではないですが、自分の中で納得感があるのが一番大事だと思っています。
投資の最初の一歩は小さくて良い

もしこの記事を読んでくれている方の中に、「投資って気になるけど、なんだか難しそう…」と思っている人がいたら、大丈夫です。僕も最初はまったくの初心者でした。
証券口座を開いたときも、「これで合ってるのかな?」とドキドキしながら操作していたのを覚えています。用語も多いし、正直とっつきにくい世界。でも、最初の一歩を踏み出せば、意外とシンプルだったりします。
僕が最初に買ったのは、S&P500のインデックスファンド。iDeCoで毎月1万2千円だけ積み立てるところから始めました。少額でも「お金が増える仕組みを持っている」という実感は、思っていた以上に心強かったです。
釣りと同じで、投資にも「待つ力」が必要です。すぐに結果が出るものではないけど、コツコツと積み重ねていくことで、気がつけば大きな差になる──そういう感覚が釣り人にはなじみやすい気がします。
もちろん、釣り道具にお金を使いたくなる気持ちはよ〜くわかります(笑)。でも、その一部を投資にまわすことで、将来的には「釣りを我慢しない生活」につながるかもしれません。
だからこそ、僕は釣り好きこそ投資に向いていると思っています。
証券口座を開いてみよう
投資を始めるには、まず証券口座が必要です。これは「釣りで言えば竿を手に入れるようなもの」。これがないと、どんな銘柄にも手が出せません。
僕自身は、楽天証券・SBI証券・マネックス証券の3つの口座を使っています。それぞれ特徴がありますが、どれもネット証券の中ではメジャーで、使いやすさ・手数料・取扱商品の豊富さなど、どれを選んでも間違いないと思います。
- 楽天証券:楽天ポイントで投資できるのが魅力。楽天経済圏ユーザーにおすすめ
- SBI証券:圧倒的な商品数と、業界最安水準の手数料が魅力
- マネックス証券:米国株に強く、銘柄分析ツールも豊富で勉強しやすい
最初はどれか1つでOK。口座開設は無料&ノーリスクなので、気になったところから気軽に申し込んでみてください。
僕は最初、SBI証券でeMAXIS Slim S&P500を月1万円ずつ積立することから始めました。今では少しずつ資産が育ち、釣りに使える“余裕資金”も生まれるようになっています。
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証券口座は「お金に働いてもらう第一歩」です。作っておくだけでも、未来の選択肢が広がりますよ。
釣りを続けるためにお金にも働いてもらおう
釣りは、道具や遠征費にお金がかかる趣味です。でも、だからといって「やめよう」とは思いたくない。むしろ、長く続けていきたい。そう思ったときに見つけたのが、投資という選択肢でした。
投資は、難しいことをするためのものじゃありません。将来の自由な時間や、趣味を楽しむための「土台」をつくる手段です。最初は小さくても、コツコツ続ければ、ちゃんと結果がついてきます。
僕自身、完璧な投資家ではありません。でも、「釣りを続けたい」という気持ちがあるからこそ、投資と向き合い、ポートフォリオを調整しながら続けてきました。
この記事が、釣りが好きで、投資にちょっと興味があるあなたの背中をそっと押せたなら嬉しいです。
これからも釣りを楽しむために。自分のお金にも、少しだけ働いてもらいませんか?

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